用語集【な行】

「配偶者および被相続人の子、父母、代襲相続人となった孫等」以外の人が、相続または遺贈により財産を取得した場合、その人の納付すべき相続税額は通常の2割増となる。なお、被相続人の養子となった孫・曾孫等については、被相続人の子という立場にはなるが相続税額はやはり2割加算となる。

法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子を非嫡出子といいますが、親が戸籍法の手続きによって、自分の子と認めることをいいます。親の側から行われる認知を任意認知といい、子の側から行われる認知を強制認知といいます。

相続税の納税義務者は、相続または遺贈死因贈与を含む)により財産を取得した人となります。

贈与税の納税義務者は、贈与により財産を取得した人となります。

相続により農地が細分化されて農業後継者が農業経営に支障をきたすことを防止し、農業経営者の育成について税制面から助成することを目的とした制度。農業後継者が農地等を相続した場合に、以下の要件を満たす場合には、所定の手続きにより相続税の納税猶予の適用が受けられます。

(ア)被相続人(死亡した農業経営者)が死亡の日まで農業を営んでいた時には、その相続の申告書の提出期限までに農業後継者がその相続した農地等において農業経営を開始した場合

(イ)農業後継者が既に農地等について贈与税の納税猶予の適用を受けていた場合